602人の方が「このまめ知識が参考になった」と投票しています。
静かな住宅地に建つ木造2階建の家です。南東角で比較的広めの道路に接住宅です。南東側には寝室やLDKなどのメインの部屋を持って行きたい。そこで、大体において水廻りなどサービスのスペースは北面などに配置されることが多いですよね。
ここは1階奥、北側に面するバスルーム。敷地の北側=北側隣地の南にあたるので大きく窓を取るわけには行かないことも多い。そこで今回は上からの光、トップライト(天窓)を用いることとしました。今回は30cmに満たない細長い天窓ですが、壁面が明るく効果大、これとは別に換気用に細長い縦長の窓も設置しています。ユニットではないいわゆる在来のバスルームだからできるワザかもしれません。浴室のみでなく、隣り合う洗面や洗濯スペースも同じように明るくできました。水廻りだけでなく北側に面する場所で他にも使えそうです。
トップライト使用の注意点は大きくなりすぎないこと(夏場はキツい、特に直射日光はなるべく避ける)、屋根面につくので防水等は慎重に。またメンテナンスしずらいので気をつけて下さい。