住宅展示場や完成見学会で聞くべき・見るべきポイントとは - 宮城住宅展示場・住宅イベントNavi

住宅展示場や完成見学会で聞くべき・見るべきポイントとは

住宅展示場や完成見学会に行くと、素敵なリビングルームや最新の設備などを見ることができ、あっという間に時間が経ってしまいます。家に帰って思い返してみても、「どれも良かった。」という印象しか残っていなかったりすることも。そうならないために、行く前に、聞くべき・見るべきポイントを明確にしておきたいところです。ここでは、時間を有効的に使って、自分にあった住宅会社を見つけることができるためのポイントをピックアップしてみました。

建物の特長についてのポイント

 住宅展示場で見ることができる会社は、年間に何百あるいは何千棟の住宅を建てているため、基本プランや仕様が、ある程度規格化されています。その規格の範囲内は、外壁のデザインであったり、間取りプランであったり、選べる設備であったりします。自分の求める住宅が、その規格の範囲内で、予算内に建てられるかどうかをしることが大切です。つまり、その会社の「できること、できないこと」を知ることが、建物の特長を知るということになります。具体的に聞くべき・見るべきポイントは以下のようなものになります。

建物の構造について

 軽量鉄骨造や2✖️4、木造在来住宅など、住宅会社によって建物の構造が異なります。住宅は基本構造により、間取りやデザインに特長があらわれますので、大きな吹き抜けや柱の少ない部屋、大きな窓など、実現したい要望については、できるか確認しておきましょう。天井の高さなども決まっている場合がありますので聞いておきたいところです。また、完全自由設計の場合でも、スキップフロア、屋上庭園など、会社によって得意分野が変わる場合もあるので、過去の事例などと合わせて聞いてみましょう。

設備について

 太陽光発電など普及している設備であれば、おそらくどの会社でも選択できるでしょう。ただ、地中熱冷暖房、全館空調などの設備の場合は、会社によっては、選択できないか、非常に高い金額になってしまったりします。その設備をどうしても採用したい場合には注意が必要です。キッチンやお風呂などについては、選べるメーカーなどを確認しておく程度で、細かい仕様については、もう少しプランが進んでからでもよいでしょう。

仕上げについて

 壁や床の仕上げについては、どのような材料が選べるかを聞いておきましょう。特に、無垢フローリングや珪藻土、漆喰などの自然素材を仕上げ材として選べるかどうかは確認が必要です。実際に展示があれば、見て触っておきましょう。また、ドアや窓の色、外壁のタイプなども会社ごとに違いがあります。選べる色が限定されている場合もあるので、気に入ったものが選べるのか確認しておきましょう。実物を確認するのと合わせ、特別に変更できるのかどうかを聞いておけば、優先順位を考えて、こだわるのか諦めるのかの判断をすることができます。また、完成見学会では、建物に対するポリシーやデザイン性になどの「建物への考え方」も聞くべき・見るべきポイントの一つです。

価格についてのポイント

 会社の比較をするための大切な情報として建築費があります。価格については、予算内に収まるかどうかが大切ですので、住宅展示場や完成見学会は、基本プランとオプション部分の内訳をしっかり確認しましょう。オプション部分が多い場合には、要望を出せば出すほど、かなり割高になる可能性があることを知っておきましょう。デザインにこだわったオリジナルカウンターや、作り付けの書棚などがモデルルームにある場合には、それがいくらぐらい価格ものなのかを聞いておくとより具体的になります。完成見学会の場合は、その建物が施主の要望に応じた、オリジナル仕様の部分が多い可能性があるので、その費用についても教えてもらえるようであれば、ぜひ聞いておきましょう。

アフターサポート・保証・会社の相性にについてのポイント

 アフターサービスの充実は、長年住み続ける上で、安心感と満足度につながります。完成後のアフターサポートや保証体制について、何かがあった時の対応については、パンフレットなどがあればそれを確認するか、担当スタッフに聞いてみましょう。また、住宅ローンや土地探しなどについても、どこまでサポートしてくれるのかも聞いておくべきポイントです。建築以外のサポート部分によって、自分でやらなければならない範囲が変わってきます。また、いろいろな話をする中で、担当者の人柄や会社の雰囲気を知ることも大切です。建物の仕様だけでなく、自分に合っていると感じる会社を選ぶことも重要なことです。マイペースで進めたい人が選ぶ会社と、どんどんリードして進めてほしい人が選ぶ会社は会社はおのずと違ってきます。

このように、住宅展示場や完成見学会での聞くべき・見るべきポイントをまとめると、「建物の特長と建築費、アフターサポートと会社の雰囲気」ということになります。これらのポイントについては、印象が残っているうちに、簡単な比較表をつくって書き残しておくとよいでしょう。そうすることで、たくさんの会社の住宅を見ても、整理して比較することができます。住宅展示場や完成見学会に足を運び、あなただけのオリジナル比較表作っていけば、理想の住まいがより具体的に見えてくるはずです。

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