見せる収納、隠す収納

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家を建てる際、収納スペースはどれだけあっても困ることはありません。

そして収納には「見せる収納」と「隠す収納」の2種類があります。

生活感が出るものは「隠す収納」へ、そうでないものは「見せる収納」へ。

収納次第で、部屋の雰囲気はがらりと変わります。

カウンターテーブルも一種の収納

個室に取り付けられたカウンターテーブル。

勉強や仕事でパソコンを使う際にも活躍できるよう、このスペースだけで5つのコンセントを設けています。
これなら、パソコン3台にプリンターなどを置いた作業スペースとしても確立します。

勉強や作業に使う書籍や筆記用具を立てかけられるのもかなり大きなポイント。パソコンをいちいち移動させず、置いたままにできる「見せる収納」になるのもありがたいですね。

部屋の一角にカウンターテーブルを設けるだけで、スペースの使い道は一気に広がります。

寝室の大容量収納棚

寝室に大容量の収納スペースがあるとやはり便利です。
この写真のような造作家具は下着にパジャマ、リネンの替えなどをしまえておけますね。

また棚の上部をテーブルとして作られているので、収納兼書斎としても使えます。

場所や用途に合わせて収納タイプを決めるようにすると、失敗がぐっと減ります。

ソファの下に収納スペース!?

大人ひとりが寝転んでもまだ余裕があるような、とても広いライトグレーのソファにうっとり。

そしてよく見ると、足元が収納スペースとなっています! なかなか見る機会が少ない収納タイプですが、これもれっきとした「見せる収納」のひとつ。

さてこちらのご家族は、このスペースに何を収納するのでしょう。文庫本を置いたり、BOXを置いて紙系の書類を保管するのもありですし、4つの枠にそれぞれ小さな盆栽や観葉植物を置いても面白そう。

何を収納するかを考えるだけでワクワクする空間です。

家事動線との相性もGOOD!

土間に作られた収納スペースには、技ありアイディアがたくさん!

可動棚に鏡付扉、そしてパンチングボードにはフックを取り付け、さっと取れてさっとしまえるようにしています。

パンチングボード部分には鍵や掃除道具などがかけられ、どちらかと言えば生活感があるものが多いです。それでも生活感を感じないのは、このパンチングボードと、かける位置のバランスが絶妙なことで、しっかりと「見せる収納」になっているのでしょう。

可動棚とパンチングボードの「見せる収納」と鏡付扉の「隠す収納」、ふたつのタイプを見事に取り入れた、家事動線もばっちりな収納スペースです。

小上がり、床下。実は大容量収納のリビング

余計なものは何も置かずに、非常にすっきりとした印象のあるリビングです。

パッと見たところ、「見せる収納」はなさそう……。そう、こちらのすっきり空間は、小上がりにある大容量収納と、床下収納から成る「隠す収納」の集大成!

小上がりを設けることで、床との段差部分に生まれる空間を収納スペースに。ここには生活雑貨やまとめ買いしたものなどを入れられますね。

床下収納にも、ビニールプールやBBQセットなど、毎日使うわけではないけど収納場所が必須なアイテムたちをどんどん入れられます。

一気にまとめて収納できる大容量、リビングにあるとかなり重宝しそうです。
「見せる収納」「隠す収納」それぞれ役割は違いますが、やっぱりどちらもあればあるだけ助かります。

場所や使う用途によって、どの収納タイプにするか考えてみましょう。

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ライター/writer midori