みなさん、スケルトン・インフィルという言葉はご存知でしょうか?
家づくりを始めようかとお考えの皆さんはもうご存知かもしれませんね。スケルトンは、家の柱や外壁、などの構造部分を指し、インフィルは構造とは関係のない、内部の間仕切り壁のことを指します。家を建てたとき、5年後、10年後、とライフスタイルは変化する筈ですよね?その人生設計を考えながら家づくりを考えれば、どのような空間を作りたいか、が見えてくるはずです。その時に、この壁は動かせた方がいいな、とかを考えながら作れるのが一から作れる家づくりのいいところですよね。今回は、長期的な視点で家づくりを考えた例を見ていきたいと思います。
インフィルは、我が家の図書室の本棚です!
こちらも大空間を作っておいて、後で仕切るという考え方です。今は子供が小さいので、リビングと子供スペースが一体のような感覚で使えるように作られています。インフィルとして活躍するのは背の低い本棚。この配置によって、リビングを子供室とつながった図書室のような感覚で使えます。また将来間仕切り壁を増設したときの為に照明や入口ロフトの位置までも計算されています。
ロフトがあると、さらに便利!インフィルはさらに自由に!
子供達の為のスペースはLDKに面しています。これは子供が小さいうちは嬉しい工夫ですよね。そして、子供スペースの上にはロフトが!さらに子供が喜ぶ工夫です。ここに欲しい機能を固めているのでLDKがとても広々とした印象を受けます。子供たちが大きくなれば、壁を増設して、個室スペースにすることもできます。また子育てが終わってもたっぷり収納としてロフトは大活躍間違いなしですよね!
これぞ、スケルトンインフィルの醍醐味!大空間を楽しもう!
柱、梁、と、必要な壁だけ!2階は夫婦の寝室と子供スペース。スケルトンだけだと、こんなに大空間になるんですね!
ここなら子供たちも自由に走り回ったり飛び回ったりできそうですし、家族がいつも一緒、という感じがします。建て主さんは将来も、インフィルは家具を使って、部屋の役割を与えていくという考え方のようですので、家具なら、どこにでも移動出来ますし、空間活用の自由度がグッと上がりますね!
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ライター/writer amodanca