家づくりを進める中で、意外と悩ましいのが玄関ドアの色やデザイン。
外壁の色が決まると、玄関ドアの選択肢も自然と絞られてきますが、それでも種類は豊富。ドアハンドルの形状や素材まで含めると、選ぶ楽しさと同時に迷いも生まれます。
とはいえ、玄関は住まいの「顔」。
「行ってきます」と「ただいま」を交わす場所であり、内と外をつなぐ大切な空間です。だからこそ、外壁との調和を意識しながら、最後までこだわって選びたいですね。
温かみが際立つ配色
限りなく白に近い、ライトグレーの外壁です。
そこに選んだのは、木材の温かさを感じられる色合いの玄関ドアでした。
手すりはブラック。引き締め色を使うことで、温かさの中にもスマートさを併せ持つ空間になっています。
ポストの一部にアクセントカラーの黄色を取り入れ、華やかさまでも組み込めました。
趣のある重厚感
どっしりとした重厚感のある木製の玄関ドア。
取手はオリジナルのもの。
外壁は、玄関ドアの色と馴染む落ち着きのあるベージュを採用。
そして特筆すべきは写真右の、動きのある石壁デザインです。
趣がある空気感は、この石壁と玄関ドアが大いに影響してそうです。
白一色の潔さ
湾曲が美しいガラスブロックに沿うように設置された玄関ドアです。
玄関ドアの色は、外壁と同じ白色をチョイス。
浮き立つような美しい白と、ドアハンドルのゴールドの配色が品の良さを際立たせています。
そして、シンプルに見えるガラスブロックですが、実は透明タイプとフロストタイプをランダムに組み合わせているのだとか。
シンプルな白一色の中にも、ディテールのこだわりを感じます。
配色が素敵すぎ
玄関ドア以外を白壁にすることで、玄関ドアの存在を一際目立たせた例です。
木材の中でも赤みを帯びた色合いは、白壁と植樹したグリーンによく合います。
ドアの幅を少し抑え、高さは天井まで。そしてドアハンドルも長くすること垢抜け感が更にアップ!
配色のセンスの良さを感じます。
スマートさを携えて
落ち着いた色合いのブルーが映える玄関ドア!
外壁が白なら、基本的に玄関ドアは何色でも決まることがわかりますね。
鎮静色と言われるブルーには、心身をリラックスさせる効果があります。
スマートさ、凛とした雰囲気を醸し出す玄関を見れば、気持ちがすーっと落ち着いている自分自身に気づくかもしれません。
大人感のある玄関ドア、素敵ですね。
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ライター/writer midori