空間に学ぶ、利他の意識。安全性、機能性、デザイン性が考慮された、ラブ&ピースな空間×6。

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家族の安全を守り、快適な日常を約束する、住まいという大きな支え。機能的でデザイン性に優れた住まいの空間は、さりげなく、優しく、家族の暮らしを支えています。それは、空間に見ることができる、家族のための、ラブ&ピースの形です。
昭和の熱血教員、金八先生は言ったものです。『人という字は、ヒトとヒトが支え合って人という字になるのです』。当時小学生だった私は、中学生になることへの不安を抱えていましたが、金八先生のおかげで、「そっか、支え合って生きて行けば、無事中学生になれるんだね!」と納得しました。金八先生は、垂訓で以て、小学生や中学生を支えています。それは、金八式ラブ&ピースの形です。

熱環境を調整するシーリングファン。

シーリングファンは、室内の熱を上げたり下ろしたりが可能だそうです。そして、そのゆったりとした動きは、空間をとても優しい雰囲気にしてくれるのだそうです。暖炉の煙突があれば、煙突で起こる上昇熱を下に下ろし、熱の有効利用になるとのこと。その合理的なシステムは、地球にやさしく、家にも優しく、お財布にも優しく、節約好きな母にも優しい。優しさは全てを解決します。

ペットへの負担を考慮して、段差を縮め、広さを確保した階段。

人間は手すりを握りながら階段を降りることができますが、四足の動物は、体全体で階段を降りて行かなければなりません。実家の犬は、階段を降りるのが苦手で、一段一段、慎重に慎重を重ねて、降りて行きます。階段に充分な広さがあれば、彼の不安は解消され、散歩をするときのように、家の中でも猛ダッシュすることでしょう。

スキップフロアの自然換気。

こちらの事例は、LDKの中間に設けたスキップフロアが、1階への自然換気を促す装置となっているそうです。勤め先のオフィスは、安全を考慮して、窓が開かないようになっています。そのため、空調をきかせていますが、若干の騒音があります。そして、空調での換気が充分ではないようで、社内はインフルエンザが大流行。ストレスなく換気をしたい!頭は換気についていっぱいですが、もちろん仕事もしております。

高い位置に設置された、猫ちゃんのための遊歩道、キャットウォーク。

実家の周りで生活を営む野良猫のネコちゃんも、塀の上や、車の上等、高い所を好みます。野良猫ゆえのテリトリー問題が、ネコちゃんを高い位置に追いやるのかなと思っていましたが、実はそうでもないようです。玄関を開けると、「腹減ったー!」と、どこからかネコちゃんの要求が聞こえてきます。ネコちゃん、君は一体どこにいるのか?と周辺を見渡すと、お向かいの屋根の上から、テケテケテケ〜と移動してくるネコちゃんの姿がありました。どういうことか?と母に尋ねると、「ネコちゃんはおなかがすくと、お向かいの屋根から、ウチの玄関を見張り続けるのよ」とのこと。つまり、この家の玄関から出てくる人間は、自分のために、ごはんを出してくれる人たちだと、認識しているとのことでした。
昨年は、頻繁に、小規模なケガを負っていました(ささくれが剥ける、乾燥で唇が割れる等)。忘年会当日に、余儀なく早退を強いられた、インフルエンザにもかかりました。原因を探ってみると、部屋の中が乾燥しすぎで、寒すぎだったことが判明しました。体が冷えれば抵抗力が落ちます。抵抗力が落ちれば、様々な試練に負けてしまいます。試練に負ければ、自信を失ってしまいます。自信を失えば、自暴自棄になってしまいます。そうならないために、自分を大切にしなければいけません。自分を大切にするということは、環境を整えるということでもあります。長い人生、環境と生き方を振り返らねばならぬ時があるのです。というわけで、引越しを決めました。新しい環境では、どんな試練が待ち受けているのだろうか?環境を変えることには不安が伴いますが、過程を楽しみ、環境になじみ、空間を愛することで、ささくれが減少するのではないかと思います。

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ライター/writer koagari