feve casa登録専門家による回答 No.004
私の事務所では、建て主さんと最初に面談をさせて頂いた際には、以下のようにお話をさせて頂いています。
1.基本設計期間:3ヶ月
2.実施設計期間:3ヶ月
3.施工会社選定/確認申請等:2ヶ月
4.工事期間(本体+外構):7ヶ月
計:15ヶ月
1の基本設計期間は、家の骨格を決める設計の中で最も大切な時期です。
考え得るさまざまなプランを提示、説明をさせて頂き、少しずつそれを最終形に収束させていくものです。
設計者の作業の時間という以上に、建て主さんが理解し、決定をすることで後になって後悔しないようにするための時間、納得する家づくりの為の期間とお考えください。
なお、この期間は長い時には半年位かかるケースもあります。
2の実施設計期間は、家の細部について建て主さんと打ち合わせを重ねて、それを図面化する期間です。
基本設計同様、じっくりと検討を重ねる必要があるものです。
施工会社に明確な指示を出す為の図面作成でもありますので、しっかりとした図面を描かないと現場が混乱することもあり、3ヶ月は必要な期間と考えています。
また、2世帯住宅の場合には4ヶ月位時間を頂くようにしています。
3の工事期間は、地盤調査がいつの時点で行うことが可能か、また地盤改良工事の必要性の有無によって多少変わってきます。
また、解体工事や整地などの事前の工事の有無にも左右されますが、外構工事を含めて概ね7ヶ月が標準的な期間と考えています。
詳しくはこちらHP内、以下にも記しています。
http://www.atelier-n.com/ie-adv.html
ご参考になりましたら幸いです。
中川龍吾/中川龍吾建築設計事務所
2014年09月27日時点の回答です