feve casa登録専門家による回答 No.002
こんにちは。
施工不良が原因の場合の対処法は最後に記します。
先に違った視点で私の実体験を基にお話をさせて頂きます。
るーさんは窓の外を見ながら揺れを感じましたか?
建物の外側には「足場」が架かっていると思います。この足場は建物にサポートというもので揺れ止めされていますが、強固に固定されているわけでなく、また工事途中ではそのサポートが邪魔で職人が外したり移設したりします。そうすると足場のほうは風で揺れるのですが、その先の景色が隣家や植木ではなく青空の場合ですと、「揺れ」を目視できる対象が足場しかないので、視点が足場にあってしまうとあたかも建物が揺れているような錯覚に陥ります。
過去に同じ経験をしました。そのときはレーザー水準器を当てて確認しても揺れてなく、足場のサポートをしっかり留め直したところ揺れたような感覚は収まりましたので、目の錯覚であったことを認識しました。
るーさんが当時、私と同じ条件だったかどうか確認してみてください。
上記の条件ではない場合、または揺れが明らかな場合
吹付け断熱材が施工されているのでしたら、耐力壁(スジカイや構造用合板等)は施工が完了していると思われます。その場合でも揺れるとしたら耐力壁の施工また設計ミスを疑う必要があります。その場合はまず、その現場の施工者、設計者両者に確認してもらうべきです。その回答が曖昧だったり不誠実な場合は、第三者の専門家へ調査を依頼してください。
ただ、私のイメージでは耐力壁が一箇所、二カ所足りないくらいで風で家は揺れたりはしないと思いますので、あえて錯覚のお話をさせて頂きました。
錯覚であることを切に願っております。
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2018年12月26日時点の回答です