ガレージのシャッターについての設計ノウハウ、メンテナンスの注意点などについて紹介してます。
ガレージのシャッター、と一言でいっても色々なタイプがあります。
家の顔が玄関ならば、ガレージの顔はまさしく『シャッター』だと言えます。
ガレージが単に車をしまって置くスペースではなく、ガレージライフを満喫したいからこそ、『こだわりたい所』なのです。
住まう人のライフスタイルに合わせて・建物の質感にこだわって・・・
うまくマッチングするガレージシャッターを選びましょう。
ガレージのシャッターの役割とは・・・愛車を守ることが第一条件です。
しかし、住まいである『家』の外観にも多大な影響を与えるのです。
『家』の集合体である『街なみ』にも影響を与えると言っても過言ではありません。
昨今は、デザイン性や機能性・高品質に富んだ商品も数多く発売されています。
『男の城』でもあるガレージの玄関(入り口)なのですから、妥協は許されません。
あなたの大事な愛車を飾るスペースだからこその『こだわり』を貫いてください。そうすることで、快適で心地よいガレージライフを送ることができるのです。
建築基準法では、防火地域、準防火地域に建設される建物の外壁に設置される開口部のうち、延焼のおそれのある部分には防火戸、その他の政令で定める防火設備を使用するように定めています。
防火設備仕様のガレージシャッターも発売されていますので安心ですね。
ご近所さんや家族の為に、シャッターの開け閉めにはとても気を使っている方も多いはずです。
ライフスタイルによっては、早朝出勤であったり深夜帰宅であったり・・・
住宅密集地では特にトラブルに成りかねません。
朝も夜も・・・誰にも気兼ねすることのないガレージライフを演出できる商品だとありがたいですね。
●ガレージシャッター以外に出入り口がない場合には、停電時、ガレージのドアを開ける手段がなくなります。
そんな時の事も建築前に頭に入れておきましょう。
●開閉回数の多い場所には設置できないシャッターや、防火タイプにはないデザインなどもあります。
●住宅設備商品なので、耐久年数・耐用回数もあります。メンテナンスは必須です。
●採光タイプのものは高額です。
採光をお考えでしたらパイプシャッターにする方法もありますし、普通の軽量電動シャッターでもパンチングスラットといって楕円形の穴の空いたスラットの製作も可能です。
見た目では悪くなりますが採光が出来れば良いのであればこれらも検討材料になると思います。
●シャッターは大きくなるほど風に弱いので、防風対策には補強中柱(強風時のみ使用)を追加してもらうと良いでしょう。
ガレージシャッターの価格はメーカーや寸法(高さ×横幅)・手動もしくは電動でずいぶん違ってきます。
電動にすると手動の2.5倍くらいの値段になりますし、安いメーカーと高いメーカーでは、数万円~数十万円の価格差が出てしまうと言われています。
また、業者によっても値段が違うのではっきりとした値段は分かりません。
それに、デザイン性・防犯性が加わればなおさら分かりません。
お気に入りのガレージシャッターがあれば、各メーカー等に直接問い合わせて詳しく聞いてみて下さい。
ガレージドアのメンテナンスに必要な補修部品は、専用のビスから車輪、モーターのパーツに至るまで様々なものがあります。
補修部品を豊富にストックしている会社を選ぶことがとても重要です。
そうすることで、迅速な対応が可能となり、ゆくゆくは修理やメンテナンスが必要となった場合のストレスが少なくて済みます。
『輸入品だから時間がかかる・入手できない・もう廃版・・・等々』という言葉はグローバル化された現代では『死語』ですが、このシャッター業界には多々あり、とても珍しい話ではないのです。
最も多いのが、輸入製品商社より直輸入品を工務店を介して新築時に導入したが、当初より調子がよくない、または補修パーツがないという例です。
主な原因として・・・
●専門知識がなく、熟練されてない作業者が施工を行った。
●使用中に部品が交換時期になったが、販売業者は部品までの専門知識、供給体制ができていないため入手ができない。
その他にも・・・
●販売業者、工事業者が専門業者でなかったので対応できない。
●すでに廃業している。
●国産のシャッター業者に問い合わせたが、対応できないと断られてしまう。
この様な状態では、ガレージの開閉に長期間不便をきたします。
充実したガレージライフとは言えなくなります。
また、修理に思わぬ出費をきたすことも多々あります。
ガレージシャッターは末永く使用する製品ですので、メンテナンス管理を施行後どのように行うのかをしっかりと考えていく必要があるのです。
以上の事から『会社選び』は重要なのです。
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