外壁材の種類
外壁材の種類には次のようなものがあります。
●ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板の事をいう。建築材として耐久性が高く、高い防食性を持っています。デザイン的な用途としても汎用性のある材料の為、外壁・屋根どちらでも使われています。
●窯業系サイディング
セメントと木質成分を合成してつくられた建築材料。耐久性と断熱性が高く、安価で施工も楽なため、外壁材として最もポピュラーなものの一つです。
●金属系サイディング
表面を金属で仕上げた外壁材。窯業系サイディング外壁材と比べても軽量、断熱性も高く安価という特徴が有ります。主にガルバリウム系とアルミニウム系の2種類に分けられます。
●セラミック系サイディング
タイル・石などの無機質系の材料を下地パネルにひっかけてあるものの事です。耐火性、施工性が高いという特徴が有ります。
●木質系サイディング
木質系の外壁材です。デザイン性から人気ですが、消防法等の関係で都市部では使えない可能性が有るので注意が必要です。材料と部位の選定や保護塗料を塗る事で、耐久性を確保する事ができます。
●樹脂系サイディング
樹脂系のサイディング外壁材の特徴は耐食性と弾力性で、長寿命な外壁材です。
●左官(漆喰)
水酸化カルシウムを主原料とした建材です。漆喰は独特のデザインと風合いを出したい時に選ばれるケースが多いようです。コスト的には比較的高めとなっており、割れやすいというデメリットが有ります。
●左官(モルタル)
モルタルとはセメントと砂と水を混ぜ合わせて作る建築材料の事をいいます。外壁材としては高コストとなり割れやすいというデメリットがあるので最近はあまり使われなくなっています。
●吹き付け
吹き付けはリシン・スタッコなどを外壁の下地面に吹き付けて作る外壁です。施工が簡単で比較的耐久性にも優れています。
●タイル
外壁材としては耐久性、耐火性、防水性、耐候性に優れており、メンテナンスが簡単という特徴が有ります。吹き付け等に比べて、費用は高くなります。また重量が重いので比較的、施工に手間がかかります。
●石
外壁材としての石は、高価なので採用するケースは少ないですが、耐久性があり、メンテナンスをしっかりできた時の独特の風格が魅力です。
●レンガ
レンガは、耐久性・耐久性・耐火性に優れています。メンテナンスがあまり必要ない材料なのでランニングコストを抑えられます。
●コンクリート打ち放し
意匠的な理由や構造的な理由で採用されるケースが多い外壁の施工方法です。耐火性が高く、室内の熱環境も安定しやすいのが特徴です。施工については型枠のサイズや向き、開口部との関係など検討事項が多く手間がかかります。
屋根材の種類
●ガルバリウム鋼板
耐久性が高く、メンテナンス性も良く、安価なので外壁材だけでなく屋根材としても使われています。
●スレート
スレート屋根は板金より強度が有り、安価で施工性が高いという特徴が有ります。
●瓦
耐久性が高い反面重量が重くなるので、建物構造に配慮が必要となります。
●銅板
耐久性が非常に高いが、高価という難点があります。
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