M4-house [重なり合う家]
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この家M4-house「重なり合う家」は、長崎県東彼杵郡の静かな郊外の住宅街に計画をしています。
M4-houseは、プライバシーとセキュリティ性能を確保しつつ、家族が安心して楽しめる住宅空間を造り、自然豊かな土地を最大限に有効利用させることをコンセプトに設計進めました。
住宅の外観は、リズム感のある4段の段差があるブラックのフレームにレッドシィダーを貼ることで、シャープで温かみのあるやさしい、立体感のある外観を創り出し、周囲の自然環境や人達と建築の共生を目指してデザインをしています。 リズム感ある外観の1段目には、駐車場を配置しています。住宅への入り口はリズム感のある外観の2段目にあり、前面道路から少し離れたところに配置しました。こうすることによって、不特定多数の人通りからプライバシーを確保できます。3段目と4段目にはリビング・ダイニングスペースや水回りスペース、個人の各個室が配置されています。
住宅を敷地一杯に建てて、従来の塀やカーポートを無くし、駐車場と駐輪場を建築と一体化させることで、土地を最大限に有効利用しています。
中庭を大きく切り抜くことで住宅内部の全体の部屋に光と風を運ぶ役割と、家族のプライバシーと防犯を守る役割と、中庭に植栽された木々はテラスバルコニーと一体化されたリビング・ダイニングに往こう家族の人達に季節や時を感じさせて、やさしくゆっくり出来る家族の憩いのため空間を造ります。
階段から吹抜けのレッドシィダーの列柱は、フローリングや天井や棚の横の木目とは違う縦の流れを造り、リビング・ダイニングにリズム感を与え、昼間は吹抜けから木漏れ日のようなやさしい光をリビング・ダイニングに与えてくれます。夜はテレビボードや階段の手すりの間接照明がレッドシィダーの縦型スクリーンを強調させて、リビング・ダイニングに木漏れ日の様なやさしく温かい光で照らして、ゆっくりと時間が過ぎるような落ち着きのある空間を創り出します。
リビングの天井は外壁のレッドシィダーを貼ることでリビング・ダイニングから家全体に広がり、建築と中庭と住空間と家族と周囲の環境と人達の共生を考え設計しました。
このM4-house「重なり合う家」は、重なった層がプライバシーを守りつつも自然豊かなこの土地を楽しめるようになっています。この豊かな土地で豊かな生活を送れることを目標に設計しました。
現場所在地 | 東彼杵郡 |
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構造 | 木造軸組み面剛性工法 |
階数 | 地上2階建て |
敷地面積 | 195.15 ㎡ |
延床面積 | 135.13 ㎡ |
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