「留木の家」は東下がりの丘陵地に建っています。
敷地東側には生産緑地である田園が広がり、夏場に風をうんでくれます。田園からふいてきた風は居間・食堂に導かれ、吹抜けを介して2階を抜けていきます。また西側には高い建物がないため、西日が容赦なく照りつけます。そこで屋根を折下げ、西日を遮蔽しています。この家の特徴的な屋根形状・ファサードは敷地条件によって導き出された形となっています。
内部は寝室、水廻り以外は一室空間となっています。夏は居間替わりの畳の小上がりでゴロゴロしながら抜けていく風に涼感を感じ、冬は薪ストーブのやさしい暖かさを享受する。気持ちのいい日は縁側や庭に出て七輪で魚を焼き・・・そんな自然な暮らしを受け止めてくれる木の住まいです。
構造 | 木造在来軸組工法 |
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階数 | 2階建 |
工務店 | 株式会社 友八工務店 |
家族構成 | 4人 |
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