安八の家は周囲を田園に囲まれた木造2階建て住宅。一見、外部環境は良好に思えるが四方から遮るものが無いため、北に通る高速道路の騒音や伊吹おろしの冷たい風、また更にプライバシーを確保する必要がある。その為内部に二つの坪庭の水盤を設け、緩衝帯となる囲われた外部環境を設けることにより生活を守ると同時に潤いをもたらす効果を演出した。
この土地の大きな特徴である敷地環境の良さを最大限に生かし、建物内を風が通り抜けていく様に、部屋同士の繋がりを持たせた。またそれに伴い、ここに住まう人たちが適度にお互いの気配を感じられるような空間を目指した。
現場所在地 | 安八町 |
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構造 | 木造 |
階数 | 2階建 |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
敷地面積 | 598.75㎡ |
延床面積 | 139.11㎡ |
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