この建物は、福岡県福岡市の中心部に位置し一人暮らしをする人々のための賃貸アパートとして設計されました。現在の建築設計自体が賃貸アパートには個性がなく、それは多くの場合均一な設計であるからだと考えます。これまでの建築設計の同質化をデザインとは対照的に、建築自体に個性を持つという設計コンセプトを構え、居住性やデザイン、「唯一の建築」を兼ね備えました。
曲線と直線のグリッドを使用して、3次元の印象の外観を生み出します。さらに黒と白のボーダータイルとグリッド線の曲線を使用することで直線のグリッドを強調しています。シンプルな形状、素材や色の組み合わせ、より個性的な外観、3次元の印象、そしてより完成されたものだけが設計ではないと考えています。そこで継続的に玄関ホールの壁には黒いタイルの線から継続的に白い箱が現れます。内部組み込みの間接照明はスムーズに住民を入り口に誘導するために、玄関の外側から内側に連続させています。照明は、壁の白いタイルをやさしく照らし、天井の照明は、モダンな空間と黒と白のシンプルな空間を演出しています。また、異なる色の共有廊下、バルコニー、フローリング、インテリア、キッチン器具継手を偶数階と奇数階に使用して外観だけでなく、内観にも個性をもつ必要があると考えました。
このように構成によって、ここに住む人々の生活がより豊かであり、個性あふれる充実することを願っています。
現場所在地 | 福岡市 |
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構造 | RCラーメン構造 |
階数 | 地上5階建 |
敷地面積 | 340.65㎡ |
延床面積 | 540.65㎡ |
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