大きな開口を設けたRC造|つばさの家
詳細を見るダイニングにつながる階段
詳細を見るドレッサーのある主寝室
詳細を見るルーフテラス夜景
詳細を見る3連引戸により、廊下と一体化する子供室
詳細を見るロフトのある子供室
詳細を見る書斎から見下ろすリビング吹抜
詳細を見るリビング
詳細を見る天井の高低差が空間を豊かにするリビング・ダイニング
詳細を見る中庭に面したダイニング
詳細を見るコハウチワカエデのある中庭
詳細を見る南側の開口部
詳細を見る大きな開口を持つリビング
詳細を見るワークスペースから見た雁行するダイニング・リビング
詳細を見る調湿タイルを貼ったトイレ
詳細を見るウッドデッキのある浴室
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敷地は住宅密集地にあり、杉並区の定める地区計画上、耐火構造であることが求められました。また、近くを通る環状線からの遮音対策も考え、RC造とするのが自然な選択肢でした。RC造の場合、木造と比べて柱間の距離を大きくとることができるので、大らかな生活スタイルの建主にふさわしいスケール感を出すことができました。
また、冬は陽光を家の奥まで届け、夏は強い日差しを家の外で遮るために、大きな開口と深い庇、そして、家の中心にコート状のルーフテラスを設けました。家の中心にルーフテラスがあると、そこから下に光を落としていくことが可能になるのです。
RCであることのメリットやオーナーの要望を収斂していった結果、屋根や天井が「つばさ」を広げたような形状となり、大らかな家族を表現するのに相応しいものとなりました。「つばさ」を仰ぐと、周囲から覗かれる心配なく空間が垣間見え、住宅が密集しているとは思えない「のびやかな」空間に仕立て上げることができたと思っています。
構造 | RC造 |
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階数 | 地上2階建 |
敷地面積 | 310平米 |
延床面積 | 164平米 |
リビングの中に階段を設ける「リビング階段」は、単に空間をつなぐ手段ではなく、敷地を有効に活かす工夫のひとつです。 空間の中心に据えられるからこそ、その機能性はもちろん、デザイン性にもこだわりたいとこ...