里(街)と山の境界に立つコンパクトな木の住まいです。
限られた面積の中に必要な機能を入れ込むために空間を整理し、人が出入りするためだけに用意されている「玄関」と呼ばれる空間を省略しました。
イメージは昭和の学校や幼稚園のような外部土間から内部へ入る感じ。
南~西側にめぐらされた屋根付きの土間が夏場の厳しい日射を防いでくれるので、室内は優しい明るさに包まれています。
建築面積(内部空間)は短辺2間、長辺7間の14坪の総二階。吹抜けがあるので延べ24坪のコンパクトな住まいとなっています。ですが外部に土間空間をめぐらせてあるので、その土間が外部と内部の中間領域となって室内面積以上の広がりを感じさせてくれます。
コストを抑えながら素材をあきらめず、上質な空間を獲得するための一つの試金石となりました。
構造 | 在来軸組工法 |
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階数 | 2階 |
工務店 | 株式会社ナルセコーポレーション |
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