暖かみのある木の家と車やバイクをギャラリーのように飾れるスペース。一見、相反する御要望を両立させた住宅です。また、敷地の広さを利用して、自然を感じられる外部空間も効果的に取り込み、人、車、自然の共存を図っています。
車は本来家の中に飾るものではありません。ましてや木の空間に取り込んでしまうと、せっかくの木の空間が車の存在感に負けてしまう可能性があります。さすがに家の中に車を置くことは無理がありますので、リビングに隣接する位置にガレージを配置。ガレージに対する視界を確保しつつ、車の存在感に負けない骨太の空間とするため、木の門型ラーメン構造を主体とし、一部RC造と在来工法も併用し、3つの構造が合わさった混構造としました。ガレージは、屋根を全面トップライトとし、内装もガルバリウム鋼板とし、内部と外部の中間的な空間としています。
敷地は2面接道で、蝶ネクタイのように中央がくびれた変形敷地です。変型で間口が広い敷地特性をうまく利用して、敷地の奥行きのある部分にはリビング、ガレージ、水回り、寝室などの生活の主要部分、中央のくびれた部分は玄関と中庭、反対側には中庭を挟んで離れ的な性格をもたせた和室と納戸を配置しています。
現場所在地 | 町田市 |
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構造 | 木造+鉄筋コンクリート造 |
階数 | 2階建 |
工務店 | 日科建築 |
家族構成 | ご夫婦 |
敷地面積 | 約180m2 (55坪) |
延床面積 | 約106m2(32坪 |
今日は家具のお話です。 まずは家族の憩いの場所、リビングから家具を考え始める方が多いのでは? そして必要性の最たるものは、食事の場、テーブル&椅子ではないでしょうか。 家の雰囲気に添ったテー...