建て主の第二の人生を快適にすごす終の棲家としての計画です。
既存住宅(後に解体)の一部を残し、南北に長く空いた敷地に、採光、通風を素直に取り入れる計画としました。この家の特徴となる中庭はやさしく人を迎え入れ、土間縁からは中庭を眺めながらのんびりお茶を楽む。 それぞれの場からお互いの存在は感じられるものの中庭が程よい距離感を作り出し、つながっていながらもプライバシーの守られる空間となりました。
また、LDKは南北の大開口から光と風を十分に取り込んだ明るく開放的な空間となり北の大開口から中庭の景色を楽しみつつ、年老いた母の様子もわかるよう安全にも配慮した家族にやさしい場となりました。
快適にすごせるよう、断熱性能は次世代省エネ基準に適合した仕様とし、軒の出による日差しのコントロールと窓の配置による通風の確保、太陽光発電の設置など自然エネルギーを有効に活用した人にも環境にもやさしい住まいとなりました。
構造 | 木造 |
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階数 | 2 |
家族構成 | 大人3人 |
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