ガレージライフについての暮らし、設計ノウハウを、建築家の写真を集めて解説しているページです。
まず初めに、あなたにとっての『家(我が家)』とはなんでしょうか。
大切な我が家は、単に生活をする場としてだけではなく、そこに住まう人の誇りも感じられる場所であってほしいものだと考えています。
もちろん、大切な家族の為に建てた(建てようとしている)家なのだとは思いますが、ご自身の趣味を満喫できる空間・・・そんな空間が我が家にあったらどうでしょう。
『大好きな車やバイクがあったからこそ、仕事も頑張ってこれた!』
心の底で考えたことはありませんか。
ここでは、そんな車好き・バイク好きの方々にとって有意義な居場所造りの参考にして頂けたら幸いだと思います。
家造りとは・・・あなたに限らず誰しも一世一代の大きな買い物です。
莫大な金額を必要とし、生活環境も変わり、まさにあなただけでなく家族にとっても『人生の一大事。』
気に入らないから。と、簡単に売買してしまうもの・出来るものでもありません。リフォームするのも同じです。
不動産やでまず初めに聞かれるのが、『ご予算はどれくらいでお考えでしょうか。』
1千万円台・・・それとも数億円・・・
そりゃあ、お金を出せば広い間取りや設備等は充実すると思います。
でも、100%満足のいくものが手に入る・・・という事とは話が別ではないでしょうか。
『安かろう悪かろう。』と言う事が言いたいのではありません。
金額に比例して満足いく家が出来るとは限らない。ということです。
では、満足がいく家とは・・・
そこに住まうご家族全員が笑顔で過ごせる家。
家族それぞれが、満喫できる空間を持っているかどうか。
つまり、住まい手のライフスタイルにあった家を造る事なのだと思います。
車好き・バイク好きの人にとっては、『居心地の良いガレージ』を造ることこそが、『満足いく家 = いい家』なのだと思います。
ガレージライフを楽しむ人のガレージがビルトインガレージだとは限りません。
排ガスが屋内に入る事を懸念する人も中にはいらっしゃいます。
どういうことなのかと言いますと、家の中に車を入れなくてもガレージライフを楽しむことは可能ということです。
母屋とは別棟で建てれば良いのです。
しかし、ビルトインガレージスペースは、容積率から除外できるので狭い敷地には最適な建築方法です。
なお、ビルトインガレージの面積が延べ床面積の1/5まで、容積率を計算する延べ床面積から除外できるのです。
その為、昨今では30坪以下の敷地で最も多く用いられている建築方法です。
ガレージライフをライフスタイルにしている方が多い事が分かっていただけたと思います。
ガレージライフを満喫するのは、意外と難しい事ではない。という証です。
愛車をお持ちのあなたなら是非とも手に入れたい空間ですね。
ちょっとした整備が出来て、雨風にさらされずに愛車がしまっておける場所さえあれば満足だ。屋根さえついていれば。愛車が格納さえできれば。
本当にそれだけですか。
はじめはそうであったかもしれませんが、それでは間違いなく徐々に不満が出てくるでしょう。
ガレージライフを満喫するとは・・・そのガレージ空間の中では、あなたとあなたの愛車が主人公になれる必要があるのです。
生活空間に愛車が溶け込み、部屋に居ながらにして愛車を愛でる喜び。
愛車のいきづかいが今にも聞こえてきそうな心地よいあなたとの距離感。
愛車を身近に感じながらも、家族とのふれあいも大切にできる。
愛車と共に住まえる喜びこそが『至福のひととき』へと繋がるのです。
『愛車が中心の生活』こそが、究極のガレージライフなのです。
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