歴史的な城趾のほど近くにある住宅です。
この場所が生み出す質である光や影を生活と繋げることを目的としました。
南側に木仕上げのバルコニーを張り出し、開口部を設けることで、その場所特有の光や風などを存分に味わうことのできるリビングダイニングを計画することができました。また、バイク好きのお施主様のご要望でバイクガレージのある住まいとし、生活を楽しめる遊び心も考慮しました。
落ち着いた色のガルバリウム鋼板の屋根や外壁は深みのあるシルバーグレーとすることで1日の移ろいに深みを増すものとしました。あたかもこの辺りで産出される水晶の塊のようです。
敷地に存在する質や文化的、歴史的な考えを踏まえ、現代の生活と結びつけることで一時の流行で消費されない、陳腐化しない建築が生み出せると考えています。
現場所在地 | 中津川市 |
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構造 | 木造 |
階数 | 2階 |
工務店 | 有限会社 マルハ建設 |
家族構成 | 3人 |
敷地面積 | 550㎡ |
延床面積 | 127㎡ |
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