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リビングダイニングは一番長い時間を過ごす部屋なので、天井と壁の全面を漆喰で仕上げました。割れ止めの特殊な和紙を下地としてローラーで塗るタイプの漆喰です。和紙にも漆喰の成分がたっぷりと浸み込んでいるみたいで、漆喰の効果が絶大のようです。吸放湿効果、抗菌効果、そして消臭効果が絶大なのです。玄関とは室温の平準化のため欄間部分が繋がっていて、キッチンで調理した匂いが、一部玄関にも流入しているので帰宅すると夕食の献立が分かるそうです。ところが、そのままLDKに入ると一気に匂いが無くなるのだそうです。まさにそれは「漆喰効果」です。お施主さんがこんなに効果があるのなら玄関ホールもビニールじゃなく漆喰にしておけば良かったと、悔やまれるくらいその劇的な効果に驚かれていました。またLDKの照明は間接照明を主体としましたが十分明るく、調光器も付けているので時間帯や生活のシーンに応じて調節されているようです。
この写真「壁と天井に漆喰を塗ったリビングダイニング」はfeve casa の参加建築家「北野彰作/北野彰作建築研究所」が設計した「CASA-MINATOH」写真です。「リビング 」カテゴリーに投稿されています。
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