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寄棟の平屋という特徴的な外観は夜景も美しく見えるようにしています。そういう意味では一番ビジュアル的に貢献しているのは、昼景と同じく軒先を大きく張り出したことです。垂木の成(せい)を大きく確保することは耐風圧的にも有利に働くし、見た目にも重厚さが増して安心感にも繋がります。此処までして構造を固め、金属屋根だと見た目にも軽すぎるし、実際強風時は不利側に働きます。瓦葺きは決して耐震的に不利な構造ではなく、しっかりと耐力壁を入れれば、地震に強く同時に台風にも強い建物になります。お施主様が気づかずに何となく安心感を持てる構造というのは、実は最も重要な設計テクニックなのです。
この写真「外観夜景」はfeve casa の参加建築家「北野彰作/北野彰作建築研究所」が設計した「CASA-MINATOH」写真です。「外壁・屋根 」カテゴリーに投稿されています。
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