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元々の玄関には沢山の要素が入り交じり、折角広さがあるのに混然と品格の落ちる雰囲気でした。そこで玄関の機能として必要な物品は全て右側の収納壁の中に納まるように設計しました。靴・傘・コート・メンテナンス用品・スリッパ・その他雑物が、この横方向に突き板を貼った木の箱に全て納まっています。更に箱の上部には間接照明を仕込んでいて、弊事務所定番の「ルーバー天井」をより美しく立体的に照らして陰影を出しています。左側の壁面には寒水を混ぜた漆喰左官仕上げ壁としていて、特に結露してカビやすい玄関の調湿機能に配慮しています。
この写真「シンプルで和モダンの玄関ホール」はfeve casa の参加建築家「北野彰作/北野彰作建築研究所」が設計した「住道の家」写真です。「内壁・天井 」カテゴリーに投稿されています。
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